「キュレーション」とは、インターネット上の情報を収集し、テーマごとに選別したうえで、他のユーザーと共有すること。このような行為を行う人物を「キュレーター」と呼ぶ。「キュレーター」という言葉は元来、博物館や美術館で展覧会を企画する人物を意味しており、転じて、ITの世界でも利用されるようになった。 近年、ブログやSNS、TwitterなどのWebサービスが普及してきたことにより、インターネット上の情報が膨大に増え続けている。マスメディアに限らず、個人から情報発信できる仕組みが整ったのだ。このようななか、自分にとって有益な情報をピンポイントで探し出すことは、とても難しい。そこで「キュレーション」が脚光を浴びているのだ。 以前からある「キュレーション」の例には、「まとめサイト」がある。ジャンルは、ネット掲示板の内容をまとめたサイトや画像・動画を収集したサイト、芸能界の話題や生活情報をまとめたサイトなど、幅広い。また最近では、ユーザーの手で「まとめ」を作成できるサービス「NAVER まとめ」が人気だ。なかには「人生の役に立たない雑学」「おもしろ名刺のまとめ」「バブル全盛期のありえないエピソード集」など、思わず笑ってしまうネタ系の「まとめ」もあり、見ているだけでも楽しめる。